大きな目と垂れ下がった耳が特徴の犬種、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル。
人懐っこくて飼いやすい犬種になる一方で、キャバリアが心配なのは、やはり心臓の病気です。
我が家の16歳になるキャバリアも、「僧帽弁閉鎖不全症」の診断を受けて6年が過ぎました。犬を飼っているいじょう、愛犬の病気は避けては通れない問題です。
愛犬が病気になったとき、「精一杯の治療を受けさせてあげたい」そう思う一方で、「できるだけお薬にかかる費用を抑えたい」というのも本音ではないでしょうか。
この記事では、心臓の病気「僧帽弁閉鎖不全症」を患った愛犬との過ごし方と、安心かつ経済的に購入できるお薬事情を紹介していきます。
この記事を読んだ皆様が、キャバリアの健康を守りながら、長く幸せな時間をすごせることを心から願っています。
この記事では、体験談として我が家のキャバリアを登場させます。名前は「ジャック」といいますので、名前を使って記事を書かせてもらいます。
キャバリアと心臓病
キャバリアがかかりやすい病気で、特に気をつけなければいけないのが「心臓病」です。
その中でも「僧帽弁閉鎖不全症」はキャバリアの発症率が高く、1歳ですでに33%、4歳では60%がこの病気を持っていると言われています。
我が家のジャックは、10歳の時に僧帽弁閉鎖不全症を発症し、約6年間お薬での治療を継続中です。
ちなみに、先代のキャバリアもこの病気で10年の生涯を終えました。
心臓病の初期症状
僧帽弁閉鎖不全症に気付けるのは、獣医師に聴診器を当ててもらった時に聞こえる心雑音。もしくは、ある日突然「咳」をし始めることです。
ジャックの僧帽弁閉鎖不全症に気づいたのは、やはり咳でした。最初は、時々「変な呼吸してるな…」という感じでしたが、しばらくしてそれが咳だと気づきました。
すぐに動物病院へ連れて行き検査。心臓の肥大が確認され僧帽弁閉鎖不全症の診断を受けました。
それから、心臓のお薬を服用し続ける暮らしが始まります。
キャバリアのお薬は通販がお得!
最初に獣医さんから処方された薬は「ベトメディンチュアブル」という、犬の僧帽弁閉鎖不全症や拡張型心筋症による慢性心不全の治療に用いる強心剤です。
ジャックはベトメディンチュアブルの5mgを処方され、これを半分に割って朝晩の1日2回服用しています。
キャバリアのお薬を海外通販サイトで買ってみた
そして、ジャックの健康を最優先に考えながらも、やはり気になったのは薬の価格。
記憶が正しければ、6年前病院で処方された値段は50錠で13,000円ほどでした。1ヶ月にすると10,000円ほどになります。
「もう少し安く買える方法はないのか」と思い、ネットで検索して行き着いたのが「うさパラ」というペットのお薬を格安で通販している販売サイトでした。
https://oneclck.net/contents/ard.php?id=UP018454&adwares=up920049
担当獣医さんにも通販での購入の許可をいただき、今でもお薬の購入を継続しています。
購入を継続していると「うさパラVIP会員」というものにランクアップでき、今はベトメディンチュアブル5mg100錠を11,000円程で購入しています。1ヶ月換算すると3,700円ほどになり、大変助かっています。
今でもジャックは、最初に処方された薬の量のまま症状を保っていて、2023年10月で16歳を迎えることができました。
有名通販サイトとの価格比較
うさパラ以外の、お薬通販サイトには「ぽちたま薬局」や「ペットくすり」があります。
キャバリアが処方されることが多い「ベトメディンチュアブルの5mg」に絞り込んだ料金比較は以下の通りです。
うさパラ | ポチたま薬局 | ペットくすり |
---|---|---|
11,371円(一箱100錠) | 10,900円(一箱50錠) | 16,728円(一箱50錠) |
ベトメディンチュアブルの5mgの比較では、圧倒的にうさパラが安いのが分かります。
キャバリアが僧帽弁閉鎖不全症と診断された後に気をつけること
僧帽弁閉鎖不全症と診断された時、担当の獣医さんから二つの注意点を言われました。
1.腹部を膨らませるように、苦しそうに呼吸をしたらすぐに連れて来てください。
2.舌の色が紫色に変わることがあれば、すぐに連れて来てください。
僧帽弁閉鎖不全症と診断されたキャバリアとの暮らし方
それからの生活で気をつけたことは、心臓に負担のかかるパンティング(口を開けてハァハァと洗い呼吸を繰り返す行動)をさせない生活習慣を送ることです。
特に気をつけているのは、室温管理です。
夏場の冷房は、当然一日中かっけっぱなし。さらに、遠隔で室温を管理することができる「スマートリモコン」を購入し、外出先からでも常に室温を管理しています。目安としている室温は20度です。
夏場の散歩は早朝の気温が上がる前か気温が下がった夕方のみ。散歩中にパンティングが始まると、すぐに抱っこ。とにかく心臓に負担がかかることをなくしています。
ジャックが高齢になってきたこともあり、昨年からトリミングは自宅で行なっています。
YouTubeでトリミング方法を勉強すればなんとかなるものです。肉球の間など、自分でうまくいかないところだけ、動物病院での検診の際にサッと手直ししてもらってもらってます。
自宅でゆっくり、ジャックのペースに合わせてトリミングできるので安心です。
まとめ
今回は、キャバリアが発症しやすい心臓病「僧帽弁閉鎖不全症」との付き合い方と、通販での薬の購入について、実体験をもとに紹介してきました。
経済的なお薬の購入や、毎日の体調管理など、今回の記事を参考にしてもらえると嬉しいです。
大切な家族であるキャバリアと、長く幸せな時間が続きますように。