40代初心者ランナーのランニングシューズ選びを徹底攻略!おすすめのランニングシューズも紹介

40代になると、体型や健康が気になってランニングを始める方が増えてきます。
そして、初心者ランナーが最初に気になるのがランニングシューズです。

いざランニングシューズを購入しようと思っても、「どれを選んだらいいのか分からない」という悩みや、「そもそもランニングシューズって必要なの?」という疑問が浮かんできませんか。

僕も最初はそうでした。「とりあえず持ってるスニーカーで走ればいいか」と思い、ランニングをスタート。そして、1週間も経たずに膝を痛めてしまった経験があります。
その後は、じっくりとランニングシューズを選び、今ではケガなく7年間ランニングを継続しています。

今回は、僕と同じ40代初心者ランナーに向けて、正しいランニングシューズの選び方とおすすめのランニングシューズ6選を紹介していきます
この記事を読めば、自分にピッタリのランニングシューズが選べるようになり、快適なランニングを続けていけるようになりますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

りゅうじゅ
りゅうじゅ

本記事を書いていいる私は、40代からランニングをスタート。

7年間継続し、今年で8年目に突入。ランニングが日常の習慣となっています。

ランニングシューズは初心者ランナーの足を守ってくれる

初心者ランナーにとってのランニングシューズの役割は、「足を守る」ことです
一見すると普段履きしているスニーカーとの違いが分かりづらいですが、ランニングシューズには足への負担を軽くするための特殊な構造が採用されています。

ランニングシューズを履く3つの効果

・ランニングの衝撃から足を守る
・ランニング中の疲労を軽減してくれる
・地面とのグリップ力が高まり、推進力を高めてくれる

ランニングシューズは、クッション性に優れた「インソール」と「ミッドソール」が搭載されているのが特徴です。このクッション性が、着地した際の衝撃をやわらげ、足をケガから守ってくれます。
また、高いグリップ力に加え、重心を前へ前へと進めてくれる「アウトソール」が搭載されていることも大きな特徴の一つです。

40代からランニングをスタートする方にとって、ランニングシューズの「ソール機能」は、快適なランニングを続けていく上でとても大切なポイントとなります

ランニングシューズの選び方

ここでは、40代初心者ランナーが押さえておくべき、ランニングシューズ選びのポイントを紹介していきます。
サイズの選び方だけでなく、ランニングシューズに搭載されている、クッション性や反発性など、一つ一つの機能を掘り下げて解説していくので、シューズ選びの参考にしてみてください。

自分の足にフィットしたサイズを選ぶ

自分の足に合ったサイズを選ぶことは、ランニングシューズ選びで最も大切なポイントです。
ランニングシューズを履いて立ち上がったとき、つま先に1センチほどのゆとりのあるサイズを選びましょう。軽く親指が動かせるくらいがジャストサイズです

サイズがキツイと、ランニング中に指が圧迫され強いストレスがかかってしまいます。逆にサイズがゆるいと、靴の中で足がブレてしまいランニングの効率を低下させてしまいます。

また、各メーカーのランニングシューズには、独自の機能やシルエットの特徴が反映されているので、同じサイズでも、Aメーカーはちょうどいいのに、Bメーカーはキツイと感じてしまうことがあります。

自分の足にフィットしたサイズを選ぶためにも、店頭ではもちろん、オンラインストアで購入する際も必ず試着をしてみましょう

Amazonや楽天をはじめとしたオンラインストアでの購入では、「試着履き比べ可能」のサービスを行っているところがほとんどなので、面倒がらずに積極的に利用することをおすすめします。

フィット感で選ぶ

自分の足にフィットするランニングシューズを選ぶためにサイズ感と同様に大切なのが「フィット感」です。
フィット感を高めるために、足囲を表す「ワイズ」を確認しましょう
ワイズとは、足幅で一番広い親指の付け根から、小指の付け根までをぐるっと一直線に測った長さのことです。
ワイズはA、B、C、D、E、2E、3E、4E、Fのアルファベットで表記され、Aが一番足幅が狭く、Fが一番足幅が広くなっています。

日本人の足の特徴に合う平均的なワイズは、「E」くらいといわれているので、試着の際はサイズ表記と合わせてワイズ表記にも着目してみてください。

ソールの機能で選ぶ

ソールには、各メーカーが独自に開発した機能が集結しており、どのメーカーのランニングシューズを選ぶのかの分岐点になるほどの重要ポイントです。

ランニングシューズのソールは3層構造になっており、それぞれの特徴は以下の通りです。

インソール:ランニングシューズと足をフィットさせることで、足ブレをなくす
ミッドソール:地面着地時の足への衝撃を軽減し、足のダメージを軽減する
アウトソール:地面とのグリップ力を高め、前へ進む推進力をサポートする

ソール選びは、見た目のデザインも大切ですが、どんな場所で、どれくらいのペースで走るのかといった、ご自身のランニングの目的に合わせることが大切です。
もし、固いアスファルトの上を走ることが多い方は、よりクッション性の高いソールを選んだ方がいいといえます。
ここで紹介したソールの機能と、ご自身のランニングの目的とを照らし合わせながら選んでみてください。

クッション性

運動から遠ざかっている40代のランニング初心者は、クッション性の高いモデルを選びましょう
ランニング中、地面に着地した足には体重の約3倍の負荷がかかると言われています。さらに、足への負荷は、膝、腰へのダメージにも繋がり、ケガのリスクを高めてしまいます。
ソールがもつ高いクッション性は、ランニングの衝撃から体を守り、快適なランニング習慣をサポートしてくれます

クッション性の高いソールは、衝撃を吸収しやすくするための厚みがあり、その分やや重くなります。しかし、まずは足や体を守ることを第一優先にしたソールを選んでみてください。
ランニングに慣れてきた頃に、走るスピードを重視して、軽くて薄いソールを選んでみるのもいいでしょう。

反発性

反発力が高いソールは、足が地面につくと同時にシューズが跳ね上がるような感覚になり、前へ蹴り出す力をサポートしてくれます。少ない力で前へ進めるため、リズムよく一定のスピードで長い距離を走れます。
さらに、ミッドソールに「カーボンニュートラル」が搭載されているモデルは、さらに反発力が高く、トップランナーが履いているシューズとして多くの人に知られるようになりました。

一方で、反発性の高いソールは、ランニング初心者には履きこなすのが難しい一面があります。ランニング初心者が脚に筋力がつく前に使用すると、強い反発力を抑えるために過度に疲れが出てしまったり、ケガの原因になったりします。

また、反発性とクッション性は相反する機能となっており、一般的に反発性が高いソールはクッション性が低下してしまいます。
脚の筋力に自信のない40代の初心者ランナーは、反発性よりもクッション性を重視したソール選びが適しているといえるでしょう。

安定性で選ぶ

安定性が高いシューズは、地面の着地から蹴り出しの間に、軸足の中心が横にブレないようにサポートしてくれます

安定性を確認する2つのポイント

アウトソール(靴底):つま先部分とかかと部分を持って、内側に折りたたむように力を入れても、折れ曲がらないくらいの硬度が必要
ヒールカップ(かかと部分):ヒールカップをつまんで、ギュッと力を入れても、かかと周りが潰れないくらいの硬度が必要

アウトソールとヒールカップは硬めなモデルのほうが安定性が高く、ランニングフォームを安定させてくれます
一方で、アウトソールとヒールカップが柔らかくなると、足の自由度は高まります。しかし、脚へかかる負荷が大きくなることに加え、ランニングフォームが安定しないデメリットがあります。
まだランニングフォームが定まっていないランニング初心者は、安定性の高いモデルを選ぶことをおすすめします。

人気ランニングシューズメーカーの特徴を解説

ここでは、6つのランニングシューズ人気メーカーの代表的なテクノロジーを解説していきます。
各メーカーの強みを知って、ランニングシューズ選びを楽しみましょう。

NIKE

NIKEランニングシューズの特徴は、クッション性の高いソール構造になります。
特に、カーボンファイバー製のプレートを搭載した厚底ソールは、従来は相反する機能と言われている高いクッション性と反発性を融合させました。

また、革新的なデザインを追求したNIKEらしいデザインも魅力の一つです。
ランナーの目をひくシンプルで洗練されたデザインや、アイコニックなブランドロゴ「Swoosh」が、いつの時代も世界中の多くのファンの注目を集めています。

adidas

adidasランニングシューズの特徴は、独自テクノロジー「BOOSTフォーム」の搭載です。
高い反発力をもつクッション性素材が、地面に着地した時の衝撃をエネルギーに変え、前に進む力を後押ししてくれます。少ないエネルギーで前へ進めるため、長距離のランニングに適しているのが強みです。

また、adidasのランニングシューズは、高いデザイン性に多くのファンが魅了され、ファッションアイテムとしても活躍してきました。

asics

asicsのランニングシューズの定番テクノロジーは、クッション性と衝撃吸収性を高めた「GELテクノロジー」です。
1970年代に導入されたGELテクノロジーは、長きに渡り、多くのモデルに採用されてきました。
さらに、高いクッション性と推進力を兼ね備える「FluiRide」や、走りの安定性を高める「GUIDANCEL LINE」といった、多彩なテクノロジーがadidasランニングシューズの魅力となっています。

PUMA

PUMAランニングシューズを象徴するモデルは「NITROシリーズ」です。
搭載されている「NITRO FORMテクノロジー」は、爆発的な反発性と優れたクッション性を兼ね揃えています。さらに、快適な走りを追求した軽量化されたボディは、ランニング初心者から上級者まで、幅広いランナーの支持を集めてきました。

また、PUMAは、さまざまなアーティストやサッカークラブとのコラボレーションを実現してきたアパレルブランドとしても知られるメーカーです。ファッション性の高いデザインは、ランナーの足元をオシャレに飾ってくれます。

MIZUNO

MIZUNOランニングシューズのテクノロジーで有名なのは、「MIZUNO WAVE」です
外からの衝撃に強く、安定性に優れた「ダンボール」の構造から着想を得た、「波型のプレート」をミッドソールに搭載。一目でMIZNOのランニングスニーカーだとわかる波型のソールデザインが特徴です。
さらに、軽量でありながらも耐久性にも優れているのがMIZUNOランニングシューズの強みの一つです。長時間のランニングでも快適なパフォーマンスをサポートしてくれます。

NewBalance

創業当時から高いフィット性を追求してきたNewBalanceは、サイズをワイズ(足囲)でも選べるようになった「ウィズサイジング」を世界初採用させたことで大きく躍進してきました。
さらに、NewBalanceのランニングスニーカーは、独自開発のソールにも強みがあります
さざ波状の「リップソール」や、クッション性と軽さに優れたソールの「Revlite(レブライト)」、クッション性と安全性を高めたソールの「ENCAP(エンキャプ)」など、数々の人気モデルを生み出しています。

40代初心者ランナー向けランニングシューズ6選

ここでは、40代初心者向けのランニングシューズ6選を紹介していきます。
人気メーカー、NIKE、adidas、asics、PUMA、MIZUNO、NewBalanceから、厳選したモデルを紹介していくので、気になるモデルはぜひチェックしてみてください。

NIKE エアズームペガサス

弾むような履き心地で、「飛ぶように走れる」ランニングシューズです。
軽量かつ、反発性、耐久性に優れた「NIKE Reactフォーム」を採用。ソフトでフィット感の高い履き心地が快適なランニングをサポートしてくれます。

また、シンプルかつ洗練されたデザインは、ランニングウェアとのバランスを整えてくれます。

adidas スーパーノヴァ3

アッパー部分に「GORE-TEX(ゴアテックス)」を採用した、雨に強いランニングシューズです。
バネのような高い反発力を持つ「BOOST」と、エネルギーが戻ってくるような「Bounce」のクッション性を組み合わせたハイブリッドミッドソールが、環境を問わず快適な走りをサポートします。

さらに、「Continental WinterGripラバーアウトソール」が滑りやすい路面でもしっかりグリップし、ランニングフォームに安定感をもたらします。

asics GEL-NINBUS26

より柔らかく、よりスムーズな着地を追求したランニングシューズです。
ミッドソール内部の「PureGEL」と、フォーム材「FF BLAST PLUS ECO」を組み合わせたことで、よりソフトな着地をサポートしてくれます。

また、アウトソールには優れたグリップ力を持つ「HYBRID ASICSGRIP」を搭載し、さまざまなコンディションの地面をしっかりホールドしてくれます。

PUMA ヴェロシティ ニトロ3

「誰もが弾む、ブレない厚底」をテーマにした、PUMAのニトロシリーズです。
爆発的なスピードをサポートする「NITRO FOAM」と、安定性と耐久性を兼ね揃えた「PRO FOAM」を組み合わせることで、弾むような履き心地とブレのない安定した走りを実現します。

また、かかとの「ロールカラー構造」は、快適な履き心地とフィット感を高めてくれます。

MIZUNO WAVE SKY 7

ランニング初心者から、マラソン完走を目指す方まで、快適な走りを楽しむためのクッション性に優れたモデルです。
ソールにはMIZUNO史上最高の高反発ソール素材「MIZO ENERZY CORE」を搭載。柔らかなクッション性と高い反発性で、弾むような履き心地をサポートしてくれます。

NewBalance Evoz v3

「砂浜を走る時の心地よさ」をコンセプ トに開発されたランニングシューズです。
「Fresh Foam X 」の厚底設計が最上級のソフトな乗り心地を実現します。また、データに基づいて開発されたソール設計が、走りに安定感をもたらしてくれるのも特徴の一つです。
アンダー1万円というお求めやすいプライスも魅力の一つなので、ランニングシューズに費用をかけたくないという方は手に取ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は40代ランニング初心者に向けた、シューズの選び方と、おすすめのランニングシューズ6選を紹介してきました

40代ランニング初心者がランニングシューズを選ぶポイント

・つま先に1センチほどのゆとりを持たせたサイズ感を選ぶ
・クッション性の高い、ソールに厚みのあるモデルを選ぶ
・ワイズは「E」の表記を基準に、自分の足囲に合ったフィット感を選ぶ
・安定性の高い、硬めのアウトソールとヒールカップを選ぶ

今回の記事で紹介してきたランニングシューズの特徴や機能を参考に、お気に入りの一足を選んでみてください。
お気に入りのランニングシューズは、足をケガから守るだけでなく、ランニングを継続していくモチベーションも上げてくれるでしょう。

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