40代・50代の“失敗しないレッドウィング選び”| 2025年モデル「アイリッシュセッター 8165」の魅力を徹底解説!

40代・50代となった今、90年代に憧れていたレッドウィングを「また履いてみたい」と感じている男性は多いはず。しかし、数年ぶりのブーツ選びとなると、“おじさん世代が選ぶべきモデルが分からず、一歩踏み出せない方も少なくありません。

そこで本記事では、40代・50代世代に最も適した一足として評価が高い、2025年モデル「レッドウィング 8165」に焦点を当て、進化ポイントやデザインの魅力、サイズ選びのポイントといった、購入前に知るべき情報を網羅的に解説します。

なぜ40代・50代に8165がフィットするのか。なぜ「黒」を選ぶと失敗しないのか。どんな服装にも馴染む理由は何か。本記事を読めば、レッドウィング復帰1足目として最適なモデルが明確になるでしょう。

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まずは、今回ご紹介する「No.8165」がどのようなブーツなのか、その基本情報を整理しておきましょう。

この「8165」は、1919年に農作業用の靴として登場した「ブラウン・チーフ」シリーズから続く、レッドウィング社の中で最も歴史の長いデザインの一つを継承しています。100年以上変わらないスタイルは、まさに「完成された機能美」と言えるでしょう。

2025年モデル「レッドウィング 8165」はどこが進化したのか?

2025年モデルの「8165」は、いわゆる復刻版と言われるモデルです。1985年に発売された1stモデルは、安定的なレザー供給が難しくなり廃盤となりました。

そこで、最新のモデルでは見た目のデザインはそのままに、品質の安定性と履き心地が現代的にアップデートされています。

ここでは、2025年モデル(現行品)の特徴と、具体的な進化のポイントを見ていきましょう。

原点回帰した「ブラック・クローム」の質感

8165のアイデンティティである「ブラック・クローム・レザー」

かつて90年代後半〜00年代の一時期には、革の厚みや光沢感に個体差が見られる時期もありました。しかし、近年のレッドウィング社は自社タンナー(革なめし工場)での品質管理を徹底的に強化しています。

2025年現在のモデルは、キメが細かく、塗膜の厚みが均一なレザーが採用されています。箱を開けた瞬間に漂うレザーの香り、そして鈍く黒光りする重厚な質感は、往年のレッドウィングファンも唸る仕上がりです。

「昔の方が良かった」という懐古主義を吹き飛ばすほど、今の8165は「良い革」を使っています。

見えない部分の「履き心地」の向上

外見からは分かりませんが、インソール(中底)やミッドソールの仕様も、長い歴史の中で微調整が繰り返されています。

特に現行モデルは、履き始めによくある、革が硬くて足が痛くなる期間が、昔に比べてマイルドになったという声が多く聞かれます。もちろん、ワークブーツ特有の硬さはありますが、足馴染みが良くなるまでのスピードが早まっており、歩き心地の良さを求める40代・50代の足にも優しく寄り添ってくれます。

価格上昇は「一生モノ」の証明

残念ながら、原材料費や輸送費の高騰により、レッドウィングの価格は年々上昇傾向にあります。しかし、これは裏を返せば「資産価値」の証明でもあります。

安価なブーツが1年で履き潰されるのに対し、ソール交換を繰り返して10年、20年と履けるレッドウィングは、長期的なコスパで見れば決して高くありません。「購入時が一番安い」と考え、これ以上の値上がり前に手に入れるのが賢明な判断と言えるでしょう。

大人の余裕を感じさせる「プレーントゥ」のデザイン特徴

レッドウィングと言えば、つま先にU字型のステッチが入った「モックトゥ(875や8179)」を思い浮かべる方が多いかもしれません。

しかし、年齢を重ねた40代・50代が選ぶべきは、断然「プレーントゥ(ラウンドトゥ)」です。

無骨すぎない、洗練されたシルエット

プレーントゥの最大の特徴は、つま先に一切の装飾がない「一枚革」のデザインです。

狩猟用ブーツをルーツに持つモックトゥが、野山を駆け回るアクティブ性を感じさせるのに対し、農作業や工場労働者のための靴として開発されたプレーントゥは、機能性とシンプルさを極限まで追求しています。

この「引き算の美学」こそが、大人のファッションに必要不可欠な要素です。足元にボリュームが出過ぎず、スラックスや細身のパンツに合わせてもすっきりと収まる。ワークブーツでありながら、どこかドレスシューズのような気品さえ漂う。それが8165の真骨頂です。

流行に左右されない「普遍性」

ファッションのトレンドは繰り返します。ワイドパンツが流行ったり、スキニーが流行ったり。
しかし、8165のシンプルな丸みを帯びたフォルムは、どんなパンツの太さにも対応できる「ベーシックなバランス」を持っています。

その普遍性は、1985年に1stモデルが発売されて以来40年間、レッドウィングの人気モデルとして君臨し続けていることが証明しているはずです。

大人の男性が「黒(ブラック・クローム)」を選ぶ圧倒的なメリット

黒色のモデルである8165には、赤茶色の8166や、スエードの8167が存在します。赤茶やスエードも魅力的ですが、大人の男性が最初に買うべき一足としては、「黒(8165)」の一択です。

その理由は、実用性とスタイルの両面にあります。

1. カジュアルを格上げする「大人っぽさ」

“40代・50代世代”のファッションにおける一番の悩みは、「カジュアルになりすぎて、子供っぽく見える」ことです。パーカーにデニム、そして足元に履き潰したスニーカー……これでは、ただの「近所のおじさん」です。

しかし、足元を8165に変えるだけで、全体の印象が劇的に変わります。レザーの強い光沢と黒の引き締め効果により、全身がグッと「高見え」するのです。

「大人のきれいめスタイルを完成させる」最も簡単な方法は、足元を黒い革靴にすること。それだけで、周囲の見る目が変わります。

2. どんなコーディネートにも自然に溶け込む汎用性

どんなコーディネートにも自然にハマる8165の汎用性はとても高いといえます。

  • 王道アメカジ: リーバイス501などのストレートデニムをロールアップ。「赤耳」を見せれば完璧。チノパンやスウェットパンツスタイルも上品に整えてくれる
  • トレンド: 黒のワイドパンツや、グレーのテーパードスラックス。最新ののクラシカルトレンドを絶妙なバランスでカジュアルダウンしてくれる

このように、8165モデルはどんなカジュアルスタイルにも見事にマッチします。お出掛け前のシューズ選びに迷うことはなくなるでしょう。

3. ズボラでも安心?驚くほど「お手入れが簡単」

「革靴はメンテナンスが面倒くさそう……」そう敬遠している方もいるでしょう。
しかし、8165のブラック・クローム・レザーは、レッドウィングの中でも最強クラスのタフさを誇ります。もともと過酷な環境で働くワーカーのために開発されたレザーなので、水や泥、油汚れに非常に強い特性があります。

基本的には、履いた後に馬毛ブラシでホコリを払うだけでOK。オイルを入れるのは半年に1回、あるいは1年に1回でも十分です。
むしろ、神経質にピカピカに磨き上げるよりも、多少の傷やシワが入ったほうが「男の道具」としての色気が増します。ズボラな男性こそ、8165を選ぶべきなのです。

失敗しないためのサイズ選びと“慣らし”について

特にオンラインでブーツを購入する際、最大のハードルとなるのが「サイズ選び」です。
レッドウィングのサイズ感は、ナイキやアディダスなどの一般的なスニーカーとは全く異なります。

スニーカーより「0.5cm〜1.0cm」小さめを選ぶ

8165に使用されている「No.8ラスト」は、つま先周りにかなりゆとりがある設計です。
一般的に、普段履いているスニーカーのサイズから0.5cm〜1.0cmダウンが適正サイズと言われています。

足の幅が広い(3E以上)の方は0.5cmダウン、標準〜細めの方は1.0cmダウンを目安にすると良いでしょう。最初は「ちょっとキツイかな?」くらいで正解です。革が伸び、中のコルクが沈むことで、徐々にサイズ感が大きくなっていくからです。

りゅうじゅ
りゅうじゅ

ちなみにこのブログの筆者である僕が履く8165は、「US7.5(約25.5cm)Dワイズ」。基本サイズは、adidasスタンスミスで26.5cm、一般的な革靴で26cmです。

つまり、スニーカーサイズからは1cmダウン、革靴サイズからは0.5cmダウンさせたサイズ選びとなります。ぜひ参考にしてみてください。

最初の1ヶ月は「厚手の靴下」で靴擦れ対策

新品の8165は、正直言って硬いです。最初のうちは、くるぶしやカカトが擦れて痛くなることがあります。これを回避するために、購入後1ヶ月間は「厚手のソックス」を着用することをおすすめします。

この「慣らし期間」を経て、自分の足の形に革が変形したとき、8165は極上のフィット感をもたらすでしょう。この自分の足に馴染むまでの過程も含めて楽しむのが、レッドウィングの醍醐味です。

レッドウィング8165:まとめ

レッドウィングを再び履きたいと考える40代・50代にとって、2025年モデルの「8165」は最適な一足です。100年以上続く完成されたデザインに加え、現行モデルは革質・履き心地ともに進化し、大人の足元にふさわしい洗練性と実用性を兼ね備えています。

特に「黒のブラック・クローム」は、カジュアルを上品に整え、どんなスタイルにも自然に馴染むため、復帰1足目として“失敗しない選択”と言えるでしょう。

本記事のポイントを整理すると、以下の通りです。

  • 8165は「歴史 × 現代的アップデート」の完成形
  • 黒(ブラック・クローム)は40代・50代に最も最適なカラー
  • 大人のコーデを品よくまとめる高い汎用性
  • 手入れが簡単で、長く育てる楽しみがある
  • サイズ選びはスニーカーより0.5〜1.0cmダウンが基本

これらを踏まえると、8165は“今こそ買うべきブーツ”です。ぜひ、青春時代の憧れを、現在のファッションスタイルに取り入れてみてください。

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