
「そろそろちゃんとした革靴が欲しいけど、どれを選べばいいかわからない…」
「仕事でも休日でも使える、おしゃれで履きやすい一足はないだろうか?」
30代・40代になると、足元にもこだわりたいと思うもの。そんな大人の男性にオススメしたいのが、日本のシューズブランド「PADRONE(パドローネ)」です。
この記事では、数々の革靴を履き比べてきた筆者が、そもそもパドローネとはどんなブランドなのか、なぜ選ばれるのかを分かりやすく解説。そして数あるモデルの中から特におすすめしたい7足を厳選してご紹介します。
この記事を読めば、ずっと迷っていた革靴選びから解放され、長く愛用できる納得の一足が見つかるでしょう。
パドローネ(PADRONE)とは、どんなブランドなのか

セレクトショップなどで見かけることも多いパドローネ。一体どのようなブランドなのでしょうか。
まずは、その成り立ちとコンセプトを見ていきましょう。
日本の職人技が生み出すファクトリーブランド
パドローネは、東京・浅草に拠点を置く日本のシューズブランドです。
長年にわたり数々の一流ブランドの靴を手掛けてきたファクトリー(工場)が、その技術と経験を活かして2006年にスタートしました。企画から生産まで一貫して国内で行う、まさにメイドインジャパンのクオリティを体現しています。
コンセプトは「伝統の継承」と「新たな感性の融合」
ブランド名の「PADRONE」は、イタリア語で「親方」や「雇い主」を意味します。これは職人の世界におけるリスペクトを表しており、古き良き時代の伝統や技術を継承していきたいという想いが込められています。
そこに現代的なファッション感覚を融合させることで、クラシックでありながらモダンな、唯一無二のシューズを生み出しています。
なぜ大人の男性にパドローネの革靴が選ばれるのか?3つの魅力を紹介

なぜパドローネは、ファッション感度の高い大人たちを魅了し続けるのでしょうか。そこには明確な理由があります。
- 日本人の足を知り尽くした、極上の履き心地
- オンオフ問わない、洗練されたデザイン性
- 本格革靴なのに、驚きのコストパフォーマンス
それぞれを詳しく見ていきましょう。
日本人の足を知り尽くした、極上の履き心地
パドローネの最大の魅力は、その圧倒的な履き心地。
熟練の職人が日本人の足型に合わせて作り上げた木型(ラスト)は、まるでスニーカーのように足を優しく包み込みます。長時間歩いても疲れにくい設計は、仕事でアクティブに動く日も、休日の街歩きにも最適です。
オンオフ問わない、洗練されたデザイン性
シャープでありながら、どこか柔らかな曲線を描くフォルム。パドローネの靴は、スーツやジャケパンなどのビジネススタイルから、デニムやチノパンといったカジュアルスタイルまで、どんな服装にも自然と馴染みます。
「今日の服に合う靴がない…」という悩みを解決してくれる、まさに万能アイテムです。
本格革靴なのに、驚きのコストパフォーマンス
「日本製」「上質なレザー」「マッケイ製法」といった本格革靴の要素を備えながら、その価格は2万円台から。同品質の海外ブランドであれば倍以上の価格はするでしょう。
「良いものを、賢く手に入れたい」と考える30代・40代の価値観に完璧にマッチする、驚異的なコストパフォーマンスを誇ります。
パドローネおすすめシューズ・ブーツ7選

数あるパドローネのモデルの中から、特に30代・40代の男性におすすめしたい名作を厳選しました。
- 【 ARCOLLETTA PADRONE 】 ダービー ダンスシューズ
- 【 ARCOLLETTA PADRONE 】 ローファー ルシオ
- 【 ARCOLLETTA PADRONE 】 インステップゴアシューズ イーサン
- 【 PADRONE 】 ダービー プレーントゥシューズ
- 【 PADRONE 】 サイドゴアブーツ エドガー
- 【 PADRONE 】 バックジップ ブーツ
- 【 PADRONE 】 インジップチャッカーブーツ
ここでは、それぞれのモデルの特徴と魅力を詳しく解説します。
【 ARCOLLETTA PADRONE 】 ダービー ダンスシューズ

「パドローネを初めて買う」「革靴は堅苦しくて苦手」という方に、まず試してほしい一足。その名の通り、ダンスシューズをモチーフにした軽快な履き心地が最大の魅力です。
アッパーには柔らかいレザーを使用し、ソールも返りが良く、革靴とは思えない歩きやすさを実現。シンプルな外羽根式のデザインは、ジャケパンなどのビジカジスタイルから休日のデニムまで、あらゆるシーンに寄り添ってくれます。
【 ARCOLLETTA PADRONE 】 ローファー ルシオ

大人のコーディネートに、上品な抜け感を与えてくれるコインローファー「ルシオ」。クラシックなデザインをベースにしながらも、パドローネらしい現代的なシルエットに仕上げられています。
素足で履いても様になるシャープなフォルムは、ショーツやアンクル丈のパンツとの相性も抜群。春夏シーズンのコーディネートを格上げしてくれる、頼れる一足です。
【 ARCOLLETTA PADRONE 】 インステップゴアシューズ イーサン

一見するとシンプルなプレーントゥシューズですが、実は甲の部分にゴア(ゴム)が内蔵されたスリッポンタイプ。
靴紐を結ぶ手間なく、スマートに着脱できるのが最大の利点です。ミニマルで洗練されたデザインは、モードなセットアップスタイルから、クリーンなカジュアルスタイルまで幅広くマッチ。スニーカーの気軽さと革靴の上品さを両立した、現代的な一足と言えるでしょう。
【 PADRONE 】 ダービー プレーントゥシューズ

パドローネのコレクションを代表する、最もアイコニックなモデル「JACK」。
アッパーにはタンニン鞣しのキップレザーに、一足ずつワックスを塗り込み仕上げることで、独特の艶と深い色味を表現。履き込むほどに美しいドレープ(履きジワ)が刻まれ、自分だけの一足へと育っていきます。
ビジネスからフォーマル、カジュアルまで対応するまさに万能アイテム。迷ったらまずこのモデルを選べば間違いありません。
【 PADRONE 】 サイドゴアブーツ エドガー

秋冬シーズンの足元をスタイリッシュに引き締めるサイドゴアブーツ「EDGAR」。
無駄を削ぎ落としたミニマルなデザインと、足首をシャープに見せる流麗なシルエットが特徴です。着脱が簡単なため、ブーツ初心者の方にもおすすめ。
ウールスラックスでドレッシーに、あるいは細身のブラックデニムでモードに合わせるなど、コーディネートの主役になる一足です。
【 PADRONE 】 バックジップ ブーツ

プレーントゥシューズと並び、パドローネの象徴とも言えるバックジップブーツ「RAUL」。その名の通り、かかとに配されたジップがデザインのアクセントになっています。
履き込むことで甲の部分に生まれる、深く美しいシワはまさに芸術品。長年履き込んだような風合いを最初から楽しめる、加工技術の高さが光ります。
他にはない圧倒的な存在感で、シンプルな服装さえも特別なものに変えてくれる一足です。
【 PADRONE 】 インジップチャッカーブーツ

上品さと武骨さのバランスが絶妙なチャッカーブーツ「BAGGIO」。くるぶし丈のデザインは、ブーツの重厚感と短靴の軽快さを併せ持ち、シーズンを問わず活躍します。
内側にはジップが搭載されており、クラシックな見た目ながら着脱は非常にスムーズ。チノパンやカーゴパンツといったカジュアルなボトムスとも品良くまとまる、大人のためのユーティリティブーツです。
後悔しない!パドローネのサイズ選びのポイント

デザインは気に入ったけど、ネットで靴を買うのはサイズが不安…という方も多いはず。失敗しないためのサイズ選びのコツをお教えします。
基本はスニーカーより「0.5cm〜1.0cm下」を選ぶ
パドローネは革靴なので、一般的なスニーカー(NIKEやadidasなど)と同じサイズを選ぶと、大きく感じてしまいます。
まずは、普段履いているスニーカーのサイズからマイナス0.5cm〜1.0cmを目安に選んでみてください。
【筆者のサイズ感】
革靴(他ブランド): 26.5cm
adidas スタンスミス: 26.5cm
NIKE エアマックスシリーズ: 27.0cm
→ パドローネ:サイズ41(26.0cm〜26.5cm相当)がジャストサイズ
革が馴染むことを考えると、最初は少しタイトに感じるくらいがベストです。もし、足の形にうまくフィットしない場合は、インソールを入れて調節するのもいいでしょう。
まとめ

今回は、30代・40代の男性にこそおすすめしたい「パドローネ」の魅力と、おすすめモデルをご紹介しました。
- 日本の職人技が生んだ信頼のクオリティ
- スニーカーのような極上の履き心地
- オンオフ問わず使える洗練されたデザイン
- 本格仕様なのに手に入れやすい価格
これら全てを兼ね備えたパドローネは、まさに大人の男性のファーストチョイスにふさわしい革靴です。